ライトキッズの日常

~ 岡山にある障害児通所支援事業所の日々の活動記録 ~

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ゲーム依存症と余暇支援③🎮

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学童期のお子さんがゲームにふれるまでに、幼児期から家族の価値観が一致したルールの設定をしておくことが大切だと言われています。


「ルールを決めている」という家庭もあると思いますが、何かのタイミングで例外を認めたら、それ以降歯止めがきかなくなったという事例もあるようです。ルールや良い悪いの境界があいまいになると混乱したり、本人に一番メリットの高いものが採用されたり…これにも特性が関係していると考えられます。

ルールを決める時は保護者が一方的に決めたものではなく、本人と一緒に相談して、互いに納得して決めたという過程が大切なようです。そして、約束と違うことが起きたときには「○○な約束でしょ!」
「あなた(You)こうしないといけないでしょう」のYouメッセージではなく、
「私(I)心配してるから○○なルールが良いと思う。」
というIメッセージで伝える方が相手は受け取りやすいそうです。

次回は「保護者と楽しむ色々な余暇」について考えてみたいと思います。
出典:2022.6.11 第31回倉敷発達障がい研究会 学習会資料

 

 

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