ライトキッズの日常

~ 岡山にある障害児通所支援事業所の日々の活動記録 ~

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ゲーム依存症と余暇支援②🎮

前回の記事はこちら

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ゲームを始めるとなかなかやめられないという方もおられるかもしれません。
区切りの付け所はゲームの種類や人によっても違いますが、区切り付けが極めて困難という人の中には発達障害の特性が関係しているかもしれません。

ASD(自閉症スペクトラム障害)特性の一例

・対人関係やコミュニケーションが苦手
・興味関心に没頭しやすい
・行動を切り替えるのが苦手
→対人関係のない、明確なルールで行えるゲームに夢中になる傾向がある。

 

ADHD注意欠陥多動性障害)特性の一例

・興味関心に過度に集中する
・多動性・衝動性があり、変化や刺激を好む
→ついゲーム機を手に取ってしまい、話しかけても気づかないくらい集中してしまう。

 

 

精神科医療センターの医師によると発達障害特性を持つ方は依存症になりやすく、定型発達の人に比べASDで5倍、ADHDで6倍、両方の特性を持つ方は20倍の発症率とのことです。

次回は「どう伝える?ゲームのルール」について考えてみたいと思います。
出典:2022.6.11 第31回倉敷発達障がい研究会 学習会資料

 

 

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