はじめに
お世話になっております。保育士の浮田です。
いつもライトキッズをご利用いただきありがとうございます!
今回はたまにやってくるコラム回です✨
前回のコラムはリトミック講師の西嶋さんにペンを取ってもらい、リトミックの概念と、ライトキッズでのリトミック活動について書いてもらいました。
リトミックの成り立ちから、リトミック活動の中で大切にしている事が分かる内容でしたね🤗
スケジュールについて
さて、今回お届けするのは浮田のギター活動の様子!🎸…ではなく(笑)
範囲を広げてスケジュールについて記述しようと思います。
リトミック、音楽療法、製作、クッキング、季節の行事、ギター…どれもライトキッズでの活動ですが、その活動も1日のスケジュールの中で組まれているものです。(プログラム、予定という言い方もありますが、ライトキッズではスケジュールで統一しています)
「子どもにスケジュールが必要か?」
自閉症・発達障害(近年では総じて自閉スペクトラム症と言われています)と診断されている方の多くは先の見通しが立てづらいと言われています。これは想像する事が苦手なためです。想像する事が苦手なために「〇〇をしたら、◇◇になる」「〇〇時に目的地に着くためには、△△時までに家を出る」といった予測をする事が難しいのです。
また、抽象的な表現も苦手なため、声かけだけではその言葉の意味が伝わりにくい事があります。個人差があるので全ての方に大きく当てはまるわけではありませんが、これらは自閉スペクトラム症の特性です。
そのため我々スタッフは上記の「見通しが立てにくい」「抽象的な表現が苦手」という事を留意してスケジュールの視覚支援を行っています。
スケジュールの視覚支援とはどんなもの?
上述していますが「先の見通しが立てづらい」「抽象的な表現が苦手」といった特性には個人差があるため、活動の提示方法もお子さんによって違うものにしています。
文字が読めるお子さんには文字による提示をしますが、文字を読むことが苦手なお子さんには「イラスト」カードを提示しています。イラストだと抽象的で理解し辛いお子さんには「写真」を用いたカードで示したり、写真でも難しい場合には「実物」(音楽活動なら楽器、製作活動であれば完成品など)を見せるなどしています。
社会見学などで外出する際には目的地を写真で示しています。(昨年は夏にキリンビール工場へ見学に行ったので、その時使用したものを掲載してみました)
このようなカードを使って活動を提示しています。
1日の活動の流れをどのように伝えているのか?そこについては後半でお知らせしようと思います!後半へ続く~!